[アップデート]AWS Backupは、Amazon Auroraの継続的なバックアップがサポートされ、ポイントインタイムリカバリが利用できるようになりました。

[アップデート]AWS Backupは、Amazon Auroraの継続的なバックアップがサポートされ、ポイントインタイムリカバリが利用できるようになりました。

Clock Icon2023.09.09

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はじめに

AWS Backupは、Amazon Auroraの継続的なバックアップがサポートされ、ポイントインタイムリカバリが利用できるようになりました。

ポイントインタイムリカバリとは、インスタンスを特定時点まで、データ変更を復元することです。Auroraでは、選択した特定の時刻に巻き戻すことが可能です。

AWSにおいて「継続的なバックアップ」と「自動バックアップ」の違いは、ドキュメントに記載がありました

Amazon RDS は、継続的なバックアップを「自動バックアップ」と呼んでいます。 AWS Backup は、Amazon RDS の継続的なバックアップを「継続的なバックアップ」と呼びます。

従来、AWS Backupからのバックアップでは、Auroraの継続的なバックアップはサポートされておらず、Auroraでは自動バックアップからのみポイントインタイムリカバリを利用できていました。

そのため、Auroraでポイントインタイムリカバリを利用したい場合、AWS Backupでバックアップ管理できないため、AuroraのみAWS Backupで管理していない方も少なくないと思います。

今回のリリースにより、AWS Backupでのバックアップでも継続的なバックアップがサポートされたため、AWS BackupでAuroraも含めてバックアップ管理を一元化するケースが増えます。

ポイントインタイムリカバリの復元可能な最新時刻は、おおよそ現在の時刻から5分前です。

現在、AWS Backupの継続的なバックアップは、下記がサポートされています。

  • Amazon S3
  • Amazon RDS
  • Amazon Aurora
  • SAP HANA on Amazon EC2 instances

AWS Backupでバックアップ管理するメリット

AWS Backupは、AWSサービス全体でデータのバックアップを集中管理ができるサービスです。

AWS Backupによるバックアップ管理には以下のメリットがあります。

  • 一元化されたバックアップ管理
    • 対応するAWSサービスのバックアップを一元的に管理できます。これにより、バックアップポリシーの適用、スケジューリング、監視、復元処理が一元化され、管理がシンプルになります。
  • AWS Backupの追加機能の利用
    • バックアップボールト、ライフサイクルルール、バックアップの暗号化、監査ログの出力といった追加機能を提供します。これらの機能を使うことでバックアップの運用を柔軟かつ、よりセキュアに行うことが可能です。
  • マルチアカウントのバックアップ

これらのメリットにより、Auroraから自動バックアップする方法に比べて、AWS Backupを利用する方が、管理の効率化、データ保護の向上、運用効率の向上が期待できますので、今回のアップデートでAuroraもAWS Backupでの管理を検討してみてはいかがでしょうか?

試してみた

まず、マネジメントコンソールにて、AWS Backupの設定でAuroraをオプトインします。

Auroraをバックアップするため、バックアップルールを設定します。

バックアップルールで、[ポイントインタイムリカバリ (PITR) のために継続的なバックアップを有効化]をします。Auroraも継続的なバックアップの対象と記載されていますね。

バックアップの取得頻度は、毎時間にしました。

継続的なバックアップでは、巻き戻して復元できる日数が最大35日前までのため、設定できる保持期間は 1~35日です。

次にバックアップとなる対象を指定します。

 [リソースを割り当てる]からAuroraを選択します。

バックアップが取得されると、AWS Backup の[保護されたリソース]に表示されます。

復旧ポイントを選択し、復元します。

DB 識別子名をtestにし、復元できました。

ライターインスタンスの作成は、マネジメントコンソールではできないため、下記のコマンドをCloudShell上で実行しました。

aws rds create-db-instance --db-instance-identifier instanse-1 --db-cluster-identifier test --engine aurora-mysql --db-instance-class db.t3.medium

ライターインスタンス作成後、ステータスが[利用可能]になったことを確認し、ポイントインタイムリカバリをするため、[特定時点への復元]をクリックします。

復元の設定を行います。

問題なく特定時点での復元ができました。

最後に

今回のアップデートによって、AWS BackupでAuoraもバックアップ管理する方は、増えるのではないでしょうか。

AWS Backupでバックアップ管理するメリットは大きいので、ぜひ検討してみましょう。

参考

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